子供のころの、正月
私は、信州の山深い長和町という田舎で子供時代を過ごす。12月28日の餅つきから始まる。家族総出で、笑い声が絶えなかった、夜は、注連縄ずくり、土間には,銅こうが在り、ダルマストーブは、赤々と燃えていた、信州の冬は、底冷えがする。30日、31日は、子供獅子舞で家々を回る、30日は私の誕生日、そうだ、クリスマスを忘れていた、山から親父が切ってきたモミの木を、玄関部屋に飾った、天井まで届いた大きなものであった。大みそかは、けんちん汁をみんなで食べた。1年とれた野菜などすべてを入れて食べて、五穀豊穣を祝う。正月は、凧揚げ,独楽、かまくら、挙げたらきりが無い。そして、繭玉を、小正月にドンドン焼きで焼き行事は終わる{。我が家}