クリニックについて
グループ病院で相互カバー

当グループは「福岡動物医療センター(竹下病院)」と「動物医療センター春日病院」「リハビリセンター」の3院から成り立っています。「竹下病院」は、グループを創設した佐藤良治総院長が長年にわたり多くの動物たちを診てきた病院で、「動物医療センター春日病院」と「リハビリセンター」は、佐藤総院長の娘でもある友紀院長がトータルケアを実践する病院となっています。グループとして、福岡で最大の地域密着一次診療を目指しています。
福岡市博多区、そして隣接する春日市に位置するこれら3つの医院はそれぞれの独自性をもって、また必要なときには連携することで広範囲に相互カバーを実施。動物たちの病気やケガの治療をはじめ、リハビリテーションなどを実施する動物病院として、地域としても、分野としても、連携によってより多くの動物たち、飼い主さまたちに寄り添っている医療施設です。
福岡動物医療センターグループのトータルな機能
当センターグループは、さまざまな顔を持つ機能性の高い医療施設です。近隣の皆さまのペットたちにとって、気軽に相談できるホームドクターであり、高度な医療まで提供できる医療機関であるとともに、「リハビリテーション」から「しつけ教室」「飼い主講習会」「ペットの食事指導」「ホテル」「美容サロン」まで、ペットに関するトータルサービスが可能な高機能な施設でもあります。
犬や猫などのペットが、私たち人間と暮らしていくために必要なことはいろいろあります。なかでも健康管理やしつけは、動物がペットとして人間の家に迎えられ、家族としてともに生きていくために重要なポイントです。そんな考えから、当センターグループでは、病気やケガの治療といった医療行為だけでなく、ペットと飼い主さまをトータルでサポートする機能やスペシャリストのスタッフ、設備を整えて、動物が家族として暮らすためのお手伝いをしています。
福岡市博多区、そして隣接する春日市に位置するこれら3つの医院はそれぞれの独自性をもって、また必要なときには連携することで広範囲に相互カバーを実施。動物たちの病気やケガの治療をはじめ、リハビリテーションなどを実施する動物病院として、地域としても、分野としても、連携によってより多くの動物たち、飼い主さまたちに寄り添っている医療施設です。
福岡動物医療センターグループのトータルな機能
当センターグループは、さまざまな顔を持つ機能性の高い医療施設です。近隣の皆さまのペットたちにとって、気軽に相談できるホームドクターであり、高度な医療まで提供できる医療機関であるとともに、「リハビリテーション」から「しつけ教室」「飼い主講習会」「ペットの食事指導」「ホテル」「美容サロン」まで、ペットに関するトータルサービスが可能な高機能な施設でもあります。
犬や猫などのペットが、私たち人間と暮らしていくために必要なことはいろいろあります。なかでも健康管理やしつけは、動物がペットとして人間の家に迎えられ、家族としてともに生きていくために重要なポイントです。そんな考えから、当センターグループでは、病気やケガの治療といった医療行為だけでなく、ペットと飼い主さまをトータルでサポートする機能やスペシャリストのスタッフ、設備を整えて、動物が家族として暮らすためのお手伝いをしています。
福岡動物医療センター
6つの特徴
当センターグループでは、より多くのペットたち、飼い主さまたちにとって、利用しやすく実効性のある動物病院を目指して、以下の6点を掲げて実践してきました。
1)九州でも数少ない、動物理学療法士が在籍しているリハビリセンターを完備

動物医療センター春日病院は、リハビリセンターを併設しています。人間のリハビリ医療施設はめずらしくありませんが、動物専用のリハビリセンターは日本でもまだ希少な存在であり、何よりもリハビリのプロフェッショナルである動物理学療法士が不可欠です。当リハビリセンターには、アメリカのテネシー大学公認のC.C.R.P.という専門資格を取得したスタッフ(獣医師)が在籍し、リハビリ治療などを行って実績を上げています。
2)手術実績豊富な獣医師、リハビリ専門資格を有する獣医師など充実した獣医師陣が対応

手術については、避妊・去勢手術から、さまざまな病気やケガに対する各科の各種手術まで、その程度にかかわらず、熟練の獣医師が安心・安全に実施します。また、リハビリ専門の有資格獣医師は日本国内でも数少なく、九州ではここ福岡動物医療センター春日病院併設のリハビリセンターが、有資格獣医師によるリハビリ治療が可能な唯一の施設です。実際に、当院でリハビリ治療を行った結果、歩けなかった犬が歩けるようになったなどの回復例は少なくありません。
3)高度医療も可能な提携大学病院を紹介

当センターの医療で大抵の病気やケガは回復が見込めますが、なかには当センターのスタッフでは手に負えないケースやさらに高度な検査や医療が必要なこともあります。そんなときは、近隣の提携大学病院をご紹介いたしますので、そちらでの検査・治療をおすすめします。もちろん、その後の経過などは、当センターで責任をもって見守っていきます。
4)年中無休で対応(木曜日が祝日の場合を除く)

動物たちの不調は、いつであろうと待ってくれません。また、検査や入院など、飼い主さまの都合を考慮しなくてはならない場合も多くあります。そこで、当センターは年中無休でグループ対応します。春日病院が休診となる平日木曜日・第3月曜日には、福岡動物医療センター(竹下病院)をご利用ください。また、竹下病院が休みとなる日曜・祝日・第3水曜日には、動物医療センター春日病院をご利用ください。どちらかの病院が休診日でも、もう一方が開業しているので対応可能です。まずはお電話にてお問い合わせください。
5)飼い主さま向けのしつけ教室を、定期的に開催

犬を家族にしたけれど、「実際、そのコのしつけに手を焼いている」というのが現状みられるようです。そこで、当センターでは、定期的に「しつけ教室」を開催しています。教室を担当するのは、しつけインストラクターおよびペット栄養管理士。両者とも、家庭犬などを飼うことにおけるプロフェッショナルです。しつけをすることにより、飼い主さまと愛犬が幸せに暮らせるように導いてまいります。家庭内でのしつけの悩みや問題行動など気になることがある場合は、一度ご相談ください。
★現在は、コロナウイルス感染症の流行状況により休止している場合があります。
★現在は、コロナウイルス感染症の流行状況により休止している場合があります。
6)ボランティア活動を実施

動物たちの診療やリハビリ治療だけでなく、しつけ教室なども行う当センターグループでは、さらにしつけの入っている犬たちと飼い主さまとともに、いわゆるアニマルセラピーのボランティア訪問活動を行っています。訪問先は老人ホームや肢体不自由児の施設など、福岡市内7カ所、市外2カ所ほど。訪問先の施設では、入所している老人の方々や子どもたちが、犬をなでたり、抱いたりすることで動物のぬくもりを感じ、その感触に思わず笑顔があふれます。なかには、自他ともに動かないと思っていた手が、動物に触れることで動くようになったなどのケースも。これは、まさに動物たちの愛らしい姿や行動が与えてくれる癒やし効果以外の何ものでもありません。
こうして、しつけの行き届いた愛犬を連れてボランティア活動に参加することは、訪問先の施設をはじめ、当センターグループで行っているしつけ教室での目標になるほか、このボランティア活動に参加する動物看護学校の学生にとっても多くのことを得る機会となります。
なお、当センターグループは、日本動物病院協会(JAHA)の認定病院として指定されています。
★現在は、コロナ禍のためこのボランティア活動を休止しています。感染状況が終息したら再開する予定です。
各医院の特徴
福岡動物医療センター
(竹下病院)

院長は長年の獣医師歴を誇る佐藤良治先生。1974年にこの医療センター(旧佐藤動物病院)を開院して以来、近隣および周辺地域の皆さまの家族となった犬、猫など多くのペットたちの命を救い、健康を見守り、そして飼い主さまにも寄り添ってきました。医院はこぢんまりしていますが、その分、ベテラン獣医師が飼い主さまとコミュニケーション重ね、丁寧に診療を行います。それはまさにアットホームな動物病院をモットーとする当センターならではの姿勢です。また、ペットの美容サロン、ホテルなども備えているので、普段からお気軽にご来院いただけます。
動物医療センター春日

院長は動物医療に意欲的な佐藤友紀先生。父である良治先生の意志を受け継いで、動物たちの治療に真摯に向き合うだけでなく、他に先駆けてアメリカの大学の動物理学療法士の資格を取得し、リハビリセンターをオープン。常にペットたちに何をするべきか、どうしたら1日でも長く健康に過ごしてもらえるか、といったこと医療の意義を考えながら前に進んでいる獣医師です。また、医療だけでなく、動物福祉にも精力的に取り組んでいます。その実践例として、アニマルセラピーのボランティア活動を行うことや、専門学校で動物理学療法士について教えることなど、さまざまな活動が挙げられます。こちら春日病院でも、病気の検査や診療以外のサービス(しつけ教室、歯石除去、美容サロン、ホテルなど)もご利用可能です。ご要望があればお問い合わせ、ご予約をお願いします。
リハビリセンター HEART to HEART

動物医療センター春日に併設のリハビリセンター。足腰などの機能が万全でない犬猫たちのために、いわゆるリハビリテーション治療を行う施設です。アメリカ・テネシー大学公認の動物理学療法士の資格を持つ友紀先生が院長を務め、九州ではその資格を持つスタッフが在籍する数少ない施設です。手術後の機能回復をはじめ、痛みを軽減し、1日も早く「QOL(生活の質)」を上げて飼い主さまと楽しく過ごせるように、症状に合った個別プログラムでリハビリを実施します。なお、治療は完全予約制です。事前に担当医と相談の上、ご予約ください。
院長紹介
獣医師・獣医学博士
佐藤良治 総院長あいさつ

ペットとしての動物、とりわけ犬と人間との関わりは大変古く、何千年も昔、ヒトが狩猟生活をしていた頃からの相棒だったとされています。以来、ペットは私たち人間のそばにいて、豊かな幸福感をもたらしたり、心を癒やしたりといった効果を与えてきてくれました。太古からの歴史上、人間の生活に欠かせない存在であったといえるでしょう。
現代でも、彼らの役割は変わりません。家族の一員として大きな癒やし効果を与えてくれていますが、さらに注目すべきはペットたちの医療への貢献です。例えば、心の病や老化現象。その予防や回復に、ペットによる治療が有効な役割を果たすことが学術的にも証明されています。実際に、私たちの生活にいままでなかった大きな価値を与えるとともに、新しい分野としても認められています。こうして時代を経るとともに、動物たちは単なる「ペット」から「コンパニオン・アニマル(生活の仲間)」へと認識が高まってきました。
それと同時に、人間の医療の発達のように、動物診療の分野でもより高度な獣医学へと進歩しています。検査や手術など、日常的な部分での設備や技術システムの進化は加速度的です。過去には救えなかった命がいまなら救えるケースが増えたり、昔は発見できなかった病気が最近の検査では早期に発見できたり、その進歩によって私たち獣医師も大いに活力をもらっています。
このような社会的要素を背景に、福岡動物医療センターグループでは、従来の動物病院の概念を超えた、技術や設備と人知の結集によるトータルシステムの実現を目指してきました。そして現在では、3つの医療センターが一丸となって動物たちの治療などに当たる、機能的でありながら、親身な施設を展開しています。
幼い頃から犬猫たちに囲まれて育ち、獣医師の道を選んだ私自身、重病だったペットが回復して飼い主さまの元に戻り、笑顔で迎えられたときが、やはり獣医師冥利に尽きる瞬間です。獣医療に携わってもう50年以上、犬が番犬だった時代を経て、家族の一員となっている現在、常に元気で家族の元に帰っていく姿が何よりの励みです。動物とその周辺の人間たち。関わる立場は違っていても、互いに絆を深め合い、より快適で健やかで、かつ平和な日々を送れるよう願っています。その願いのもと、今後も、私たちは身近な獣医さんでありながら、常に幅広い分野に目を向けて活動していきます。
現代でも、彼らの役割は変わりません。家族の一員として大きな癒やし効果を与えてくれていますが、さらに注目すべきはペットたちの医療への貢献です。例えば、心の病や老化現象。その予防や回復に、ペットによる治療が有効な役割を果たすことが学術的にも証明されています。実際に、私たちの生活にいままでなかった大きな価値を与えるとともに、新しい分野としても認められています。こうして時代を経るとともに、動物たちは単なる「ペット」から「コンパニオン・アニマル(生活の仲間)」へと認識が高まってきました。
それと同時に、人間の医療の発達のように、動物診療の分野でもより高度な獣医学へと進歩しています。検査や手術など、日常的な部分での設備や技術システムの進化は加速度的です。過去には救えなかった命がいまなら救えるケースが増えたり、昔は発見できなかった病気が最近の検査では早期に発見できたり、その進歩によって私たち獣医師も大いに活力をもらっています。
このような社会的要素を背景に、福岡動物医療センターグループでは、従来の動物病院の概念を超えた、技術や設備と人知の結集によるトータルシステムの実現を目指してきました。そして現在では、3つの医療センターが一丸となって動物たちの治療などに当たる、機能的でありながら、親身な施設を展開しています。
幼い頃から犬猫たちに囲まれて育ち、獣医師の道を選んだ私自身、重病だったペットが回復して飼い主さまの元に戻り、笑顔で迎えられたときが、やはり獣医師冥利に尽きる瞬間です。獣医療に携わってもう50年以上、犬が番犬だった時代を経て、家族の一員となっている現在、常に元気で家族の元に帰っていく姿が何よりの励みです。動物とその周辺の人間たち。関わる立場は違っていても、互いに絆を深め合い、より快適で健やかで、かつ平和な日々を送れるよう願っています。その願いのもと、今後も、私たちは身近な獣医さんでありながら、常に幅広い分野に目を向けて活動していきます。
獣医師
佐藤暢浩 総副院長あいさつ

はじめまして。ホームページを見ていただきありがとうございます。
総副院長の佐藤暢浩です。
近年、人もそうですが、動物も高齢化社会になり、寿命も長くなり昔ではあまり多く診られなかった、腫瘍、内分泌の疾患、アレルギーなど幅広い領域の病気が増えてきております。私たちは対応可能な治療領域を広げていかなければならないと考えております。私自身、常に新しい知識をアップデートし、大切な飼主様のペットを多くでも助けていけるようにお力添えしたいと思っております。
また、当院はスタッフの教育にも力を入れ、ペットと飼い主様に対し安心、安全な病院だと思っていただけるよう向上心と情熱を兼ね備えたスタッフを育て、そういうスタッフと共にそれぞれの知識、技術、経験を合わせたチーム医療を実施しています。
さらに、私たちが心がけているのは飼主様一人一人の不安を取りのぞいていけるよう、しっかりとそのお考えと私たちが提供できる治療とのバランスを考え、私たちの価値観を押し付けるのではなく、インフォームドコンセントをしっかりとし、ペットと共に飼主様も含めやすらぎを実感できるように努めていきたいと思っております。
当院は時代とともにそのニーズに応えていけるように進化し、飼主様、スタッフ、病院が「Win Win Win」になれるようにこれからも治療、育成、設備の充実および地域貢献をこれまで以上にやっていきます。
まずは気になることがございましたら、気軽にご来院下さい。
総副院長の佐藤暢浩です。
近年、人もそうですが、動物も高齢化社会になり、寿命も長くなり昔ではあまり多く診られなかった、腫瘍、内分泌の疾患、アレルギーなど幅広い領域の病気が増えてきております。私たちは対応可能な治療領域を広げていかなければならないと考えております。私自身、常に新しい知識をアップデートし、大切な飼主様のペットを多くでも助けていけるようにお力添えしたいと思っております。
また、当院はスタッフの教育にも力を入れ、ペットと飼い主様に対し安心、安全な病院だと思っていただけるよう向上心と情熱を兼ね備えたスタッフを育て、そういうスタッフと共にそれぞれの知識、技術、経験を合わせたチーム医療を実施しています。
さらに、私たちが心がけているのは飼主様一人一人の不安を取りのぞいていけるよう、しっかりとそのお考えと私たちが提供できる治療とのバランスを考え、私たちの価値観を押し付けるのではなく、インフォームドコンセントをしっかりとし、ペットと共に飼主様も含めやすらぎを実感できるように努めていきたいと思っております。
当院は時代とともにそのニーズに応えていけるように進化し、飼主様、スタッフ、病院が「Win Win Win」になれるようにこれからも治療、育成、設備の充実および地域貢献をこれまで以上にやっていきます。
まずは気になることがございましたら、気軽にご来院下さい。
獣医師 佐藤友紀 春日病院院長あいさつ

動物医療センター春日病院の院長の佐藤友紀です。獣医師の両親のもとに育ち、幼い頃からその職場である動物病院で犬猫たちと過ごしてきた私にとって、やはり獣医師の道に進むのはとても自然なことでした。そして、獣医大学時代、整形外科を学んだときに出会ったリハビリ=理学療法が現在、自分の病院でリハビリに力を入れているスタートラインでした。当時の日本ではまだまだ動物理学療法の考え方はなく、そこから理学療法士の資格を得るまで時間はかかりませんでした。獣医師になってから、父が開いた動物病院を広げたり、新しい診療分野としてリハビリ=理学療法を本格的に取り組むようになったのも、すべては病気や足腰が不自由なコたちが元気になってほしいというシンプルな願いからです。
私は、これまで、2つのことを考えながら、獣医師として活動してきました。その1つめは、「不幸な動物が減るのが望み」ということ。私たち獣医師の仕事は病気やケガの動物を減らすのが本来の役割ではありますが、獣医になりたての頃、苦い体験をしました。治療すれば生き延びそうな程度のケガを負った犬を飼い主が「安楽死してくれ」と言われ、拒否しましたが、結局、実施しました。獣医師として、そして人間として助けてあげられなかったことが悔やまれて、以後、できれば「どんな状況でも助けてあげたい」「その努力をする」というのが私の心の指標になっています。
2つめは「ゆりかごから墓場まで」を目指すということ。犬も猫も生活環境などによっては20歳ぐらいまで生きる現代において、動物病院は特別な存在ではなく、ペットたちと飼い主さまに日常的に寄り添う伴走者でありたいと思っています。子犬から成犬になり、老犬になって最期まで、家族ぐるみのおつきあいを通じて、そのコの状況を見守り続けていくこと。それが獣医師の重要な使命でしょう。そのためにも、私たちの動物医療センターは、動物や飼い主さまにとって訪れやすい、アットホームな場であるべきだと任じ、居心地などの点でも心配りをしています。
そして、先進的なリハビリセンターを設けて運営しているのも、上記の2点を実際に有効な方向で展開していくためです。せっかく高額な手術を受けたのに、結局、歩けないというような結果に終わるコたちもいます。最期まで、自分の足で歩いて散歩したり、トイレに行ったりすること。それは人間だけでなく、犬や猫にとっても「切実な願い」なのです。
ただ、人間同様、その後のリハビリ次第では歩行回復の可能性があるのも事実です。手術後の可能性を広げるために、私自身で動物理学療法士の資格を取得し、リハビリ治療に生かしています。その結果、歩けるようになり、動物自身だけでなく、飼い主さまにも喜んでいただけたことが私にとってもうれしい出来事でした。リハビリは患者である動物と飼い主さまと理学療法士が三者協力して行うもの。当リハビリセンターでは、その三者の協同作業が前へ進む力となっています。今後は、リハビリ専門の獣医師や動物看護師、理学療法士の養成にも力を入れていきたいと考えています。
当センターグループでは、飼い主さまがご利用しやすいように、今後も、診療面での改善はもとより、会員サービスの充実を図ってまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
私は、これまで、2つのことを考えながら、獣医師として活動してきました。その1つめは、「不幸な動物が減るのが望み」ということ。私たち獣医師の仕事は病気やケガの動物を減らすのが本来の役割ではありますが、獣医になりたての頃、苦い体験をしました。治療すれば生き延びそうな程度のケガを負った犬を飼い主が「安楽死してくれ」と言われ、拒否しましたが、結局、実施しました。獣医師として、そして人間として助けてあげられなかったことが悔やまれて、以後、できれば「どんな状況でも助けてあげたい」「その努力をする」というのが私の心の指標になっています。
2つめは「ゆりかごから墓場まで」を目指すということ。犬も猫も生活環境などによっては20歳ぐらいまで生きる現代において、動物病院は特別な存在ではなく、ペットたちと飼い主さまに日常的に寄り添う伴走者でありたいと思っています。子犬から成犬になり、老犬になって最期まで、家族ぐるみのおつきあいを通じて、そのコの状況を見守り続けていくこと。それが獣医師の重要な使命でしょう。そのためにも、私たちの動物医療センターは、動物や飼い主さまにとって訪れやすい、アットホームな場であるべきだと任じ、居心地などの点でも心配りをしています。
そして、先進的なリハビリセンターを設けて運営しているのも、上記の2点を実際に有効な方向で展開していくためです。せっかく高額な手術を受けたのに、結局、歩けないというような結果に終わるコたちもいます。最期まで、自分の足で歩いて散歩したり、トイレに行ったりすること。それは人間だけでなく、犬や猫にとっても「切実な願い」なのです。
ただ、人間同様、その後のリハビリ次第では歩行回復の可能性があるのも事実です。手術後の可能性を広げるために、私自身で動物理学療法士の資格を取得し、リハビリ治療に生かしています。その結果、歩けるようになり、動物自身だけでなく、飼い主さまにも喜んでいただけたことが私にとってもうれしい出来事でした。リハビリは患者である動物と飼い主さまと理学療法士が三者協力して行うもの。当リハビリセンターでは、その三者の協同作業が前へ進む力となっています。今後は、リハビリ専門の獣医師や動物看護師、理学療法士の養成にも力を入れていきたいと考えています。
当センターグループでは、飼い主さまがご利用しやすいように、今後も、診療面での改善はもとより、会員サービスの充実を図ってまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
獣医師 大久保淳平 竹下病院院長あいさつ

竹下病院の大久保です。
これをお読み下さっている方の中には、病院に行くかどうか、迷っている方もいらっしゃるかもしれません。何となくいつもと違う様子に、どうしたらいいのか、でも元気がないわけじゃないし、と考えてしまいますよね。
ただ、「何となくいつもと違う」という感覚は、決しておろそかにしないでください。毎日一緒に暮らしているご家族の感覚は、他の誰のものより確かです。20年以上、臨床の現場にいる中で、ご家族が気づいた小さな変化が、治療の上で大きな手掛かりになることも数多くありました。
日々の診療では、ご家族がどんなことでも気兼ねなく話して頂けるよう心掛けています。動物たちは話すことこそできませんが、全身で人と関わろうとしてくれます。ご家族と一緒になって、彼らが何を思い、何を望んでいるのかを知るお手伝いができればと思います。
スタッフ紹介
スタッフ紹介
獣医師

- 佐藤ようこ

- 西平圭佑

- 戸倉愛美

- 別府武士

- 深見奈美
動物看護師

- 吉留絵美

- 藤田由佳

- 清末夏実

- 中野真之介
動物看護助手

- 綾部優太

- 山口有輝

- 伊藤菜々星

- 伊藤菜々星

- 中嶋みゆ
トリマー兼動物看護助手

- 林智香

- 青屋眞希

- 山本穂香

- 佐藤早希
受付

- 江﨑結凪
院内紹介
院内紹介

竹下病院

春日病院

リハビリスペース

待合スペース

リハビリスペース

診療室1

診療室2

手術室

治療風景

手術風景









