よくある質問

A基本的には同じ志を持つグループとして、「福岡動物医療センター」と「動物医療センター春日病院」は先進のトータルケアシステムを目指し、コンピュータシステムで連携しています。それにより迅速な対応、詳細なデータ管理が可能になっています。どちらの病院でも受診ができるので、いつでも安心して通院していただけます。そのように基本は同じ医療レベルを持つ医療センターですが、春日病院にはリハビリセンターが併設されているなど、独自の医療、その分野のスペシャリストが在籍するなど、それぞれの特徴もあります。

また、医療活動だけでなく、広い意味での動物福祉などを通じて、地域にも貢献する施設でありたいと願っています。そのために、「動物医療センター春日病院」では、各種講習会、しつけ教室、交流サロンなどを開催。地域コミュニケーションのお役に立っている活動です。

私たちの目指す理想は、内科・眼科など各分野にわたる専門医師を配し、経験豊かなエキスパートによる院内専門医制度を実現することです。どちらの病院でもスタッフはもちろん、医療設備も高度なもので充実を図っており、皆さまのかけがえのない家族である動物たちと飼い主さまのための医療活動に善処いたしています。
A入院中は、毎日、体温・便・尿の記録をはじめ、必要ならさまざまな検査や治療を行うなど、体調管理に徹します。治療は担当獣医師の指示により、抗生物質療法や輸液療法など、必要な処置はもちろん、重症であればさらに緊急事態への対策も講じます。

入院中の食餌は、新しい獣医学に基づき、それぞれの症状(心臓病・腎臓病・消化器・肥満など)に合わせて、特別な処方食を用意します。退院後も、この処方食が必要であれば、獣医師と相談の上、与えることも可能です。
A病気の動物のためには、複数の獣医師が診たほうが、視野が広がり、誤診の危険性も少なくなります。当センターグループで行っているのは、複数の獣医師が診察を行う、いわゆるアメリカ型チーム医療で、これにより以下のような点で見過ごしのない、より正確な診断ができるというメリットがあります。

①見落としはないか
②合併症はないか
③治療法の変更はないか
④新たな問題点はないか

数人の獣医師がこうした点に注意しながら、必要なときにはディスカッションしながらチームで診察を行うことで、より確実な診療が実施できるのです。

違う獣医師であっても、同じチームです。情報の共有などには万全の準備を行うよう気をつけていますが、何か不明の点があれば、どうぞご指摘ください。
Aひと言で言えば、どちらも顧客(動物たちへの)サービスの一環です。「美容室」はヘルスケアを当センターグループ内で、より効率よく、安心安全に行っていただくために設けました。医療施設内にあるので、高齢犬など他のサロで断られがちなペットたちでも、OK。事前に検査を行い、持病の有無、ノミ寄生、皮膚病など身体の異常をチェックしてから、シャンプーやトリミングを行います。

トリミングは病気の早期発見や予防にもつながりますので、快適にご利用いただくために病院の併設が必要だと考えています。

「ホテル」は病院という医療施設でお預かりすることで、食餌や運動、環境といった宿泊に適した要素をすべてカバーできるとともに、もし何かあっても即座に対応できるという利点もあります。感染防止、体調の悪い動物のお預かりなどは、一般宿泊ではなく、獣医師の管理、治療が可能な入院施設でのお預かりとなります。その点が、一般の動物ホテルとの違いです。
A動物は言葉を話せないので、症状を説明することができません。また、伝染病から単に胃腸疾患まで幅広い病気を絞り込んで治療をするために最低限必要な検査をしなければなりません。

これをCBC(ルーチン)検査といいます。さらに異常があれば内視鏡、心電図などで病気を特定する場合もあります。特殊検査については、飼い主様とご相談の上で実施します。

A去勢・避妊手術ともに8ヶ月頃でしょう。

しかし、最近では2kg未満の超小型犬(女の子)の場合、1回目の発情期でも乳腺腫瘍の発症確率が低いという報告もあります。

男の子の場合は、睾丸がしっかりおりていることを確認してから手術です。いずれの場合も、獣医師に相談ください。料金についても状態によって変わるため問い合わせください。
Aまずは血液検査をして麻酔が可能かチェックします。年齢リスクは高いです。ジェルなど使用して少しずつ取れやすくするなど、自宅での毎日のケアにて歯石ケアは可能です。

A一口に手術料金といっても内容に大きな差があります。

①まず「緊急手術」か「予約手術」によって異なります。手術時間にも長短があります。
②また、“術前検査”をして、出血体質、心臓疾患のチェックと肝、腎の検査を行い麻酔に対しての安全性を「確認する」か「確認しないか」でも異なります。
③術中のモニター
手術中に患者様の状態を把握するために心音図、心電図はもとより血中酸素濃度、血圧などの「安全性をモニターで確認して手術する」かによっても異なります。
④“麻酔”
直接命にかかわる一番大切な薬です。
これには安価な麻酔薬から非常に高価な麻酔薬まで多種あります。安全性を重視するのか価格の安いものにするのかによっても大きく異なります。
当院ではセボフルレンという麻酔薬を使用しています。高価な薬剤ですが、心臓に対する抑制負担もほとんどなく99%以上が呼吸によって体内から排出されるため肝機能の低下した患者様にも使用できる最も優れた麻酔薬です。
また、気管チューブを挿管し、自動呼吸装置を使用するなどの万全の体制を整えて手術にのぞみます。手術後はICU(集中治療室)での治療などで入院費も異なり、鎮痛剤を使用するかによっても違ってきます。即ち動物の負担を最小限にして助けるためにできうるすべてのことをして手術をするかによって異なりますのでご理解ください。
A動物の死因の原因を大別すると

①交通事故・拾い食いによる事故死の場合
②動物のしつけが十分にできていなかったために家庭で飼うことができなくなり、捨てられたり安楽死されたりする場合
③病気で死亡する場合
などです。
これらは原因が異なりますが同じ死です。 当院では病気の動物たちを助けるため日夜努力をしておりますが、それだけでは病院の役割を果たしたとは思っておりません。事故で死亡したり、問題行動を起こしたりしないためには習性、行動学等の正しい知識に基づいたしつけをすることにより、かなりの死亡を防げると思っています。

福岡動物医療センター竹下病院

福岡市博多区竹下2-9-22

092-471-7748

診療時間
9:00~12:00/13:30〜18:00
休診日
日・祝・第3水曜

動物医療センター春日春日病院

福岡市春日市原町1-92

092-501-3929

診療時間
10:00~13:00/16:00~19:00
休診日
木・第3月曜

※14:00~16:00は手術・特殊検査(平日のみ)
※受付は18:30で終了

リハビリセンター
HEART to HEART

動物医療センター春日に併設

092-501-3929

完全予約制

診療時間
10:30~13:00/14:30~17:00
休診日
不定休

竹下院

春日院